大変お知らせが遅くなりましたが、当団体の副理事長を務める平田仁子が、環境のノーベル賞と呼ばれるゴールドマン環境賞を受賞しました。受賞に際し、理事長の斉藤がメンバーにお送りしたメールをブログとして投稿させていただきます。

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①「平田副理事長はこんなもんじゃない！」

平田副理事長は国際NGO／NPO気候ネットワークの国際ディレクターでもあり、今回の受賞はその功績によるものです。（功績の内容は各種報道や気候ネットワークHP、またはゴールドマン環境賞のHPをご覧ください。）

この功績は本当に素晴らしいのですが、それしかご存じない人々に対しては「平田副理事長はこんなもんじゃない！もっとすごいのよ！」と述べたいのです。なぜなら、私たち、いちかわ電力コミュニティの活動の主体（設立メンバーのひとり）でもあるからです。

たいがい、日本全国や世界を相手に活動（仕事）する方は、自分の住むローカルにおいて主体的な活動を展開するまでになかなか至らないのでは、と感じています。これは適材適所の役割分担の意味でも、また個人の限られた時間内での優先順位の意味でも、妥当であろうと思っています。

ですが、平田副理事長は、世界を舞台に活躍しながら、日本全国を飛び回りながらも、この足元の市川市での活動をとても大切にしてきました。もう一杯一杯なのではないかな？と思うような多忙の最中でも、市川市での再エネを活用した地域づくり実現のために、時間と労力をひねり出しています。これは稀有だと思います。

それでもなかなか変わっていかない、変えていけていないのが実情なのですが、諦めることなく、これからも根気強く、活動をすすめて参ります。
いちかわ電力コミュニティでの活動は広く一般には知られていないかもしれませんが（もっとPRが必要ですね！）、いちかわ電力コミュニティを知って下さっている皆様にはぜひ、お伝えしたかったことでした。

②「あなたは何をしていますか？」

ゴールドマン環境賞の授賞式が日本時間で１６日に放映され、遅ればせながら録画を観ました。
https://www.youtube.com/user/goldmanprize（日本語の字幕も出ますが、少し英語ヒアリングがお出来になる方は英語で聞いたほうが分かりやすいです）

初めて授賞式を観まして、ゴールドマン環境賞が伝えたいことがわかったのです。
それは何かというと、受賞者を称えるのはもちろんなのですが、受賞者以外の私たちに「私たちが住む地球環境のために、あなたにもしなければならないこと、果たさなければいけない役割があるのではないですか？」と問いかけまくることでした。

特に過去の受賞者たちが口々に
「What are you fighting for?（あなたは何のために戦っていますか？）」
「What are you doing?（あなたは何をしていますか？）」
と問いかけてきたのが印象的でした。

そして最後には、司会のジェーン・フォンダが「とにかく行動を！」とため息交じりに叫びました。
今すぐできる行動のひとつは、今回の受賞者たちのストーリーを読み、彼ら彼女らが、どのような行動の呼びかけを行っているかを知ること、であると。そしてその呼びかけられた行動の実践で、「自分のコミュニティで行動を起こし、変化を生み出してください！」という力強いメッセージがありました。

受賞者である平田副理事長が、ご自分のコミュニティで変化を生み出すために活動しているのが「いちかわ電力コミュニティ」であります。
これはますます、私たちの仲間を増やしていかなくてはいけないな！との思いを新たにしました。
私たちと一緒に、自分のコミュニティで行動を起こし、変化を生み出してみませんか！？

以上２点、私からのメッセージでございました。
いちかわ電力コミュニティでは、会員になって一緒に活動してくれる仲間やサポートいただけるご支援者を大募集しております。

★【いちかわ電力コミュニティの会員になっていただけませんか？】★
東京ベイ信用金庫　宮久保支店（店番005）
普通　3606103　 特定非営利活動法人いちかわ電力コミュニティ
年会費　5,000円
「私も何かしたいなあ…」と思っている方が周りにいらっしゃったら、ぜひお声がけくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

（理事長　斉藤）