NPO法人 いちかわ電力コミュニティは、市民によるエネルギービジネスの実現を目指す、千葉県市川市発の団体です

NPO法人 いちかわ電力コミュニティは、市民によるエネルギービジネスの実現を目指す、千葉県市川市発の団体です

脱炭素まちづくりカレッジ in いちかわ 体験記

2023年05月27日 イベント

5月21日、いちかわドローダウン勉強会が主催され、ふなボノが共催した「脱炭素まちづくりカレッジin いちかわ」に参加してきました!
シミュレーションゲームを通して、どうやって脱炭素に向けた取り組みを体感していけるのか!?

参加者は最初に自分の職業を選びます。その職業ごとに個人目標が設定されているのでそれを達成することが求められます。それと同時に全体目標もあり、それは2030年までにCO2排出量を50%削減させることです。それぞれの職業に与えられた脱炭素のための複数のプロジェクトを実行していくのですが、その過程で必要な協力者たちを見つけ出し、実行に必要な予算を交渉して確保していかなければいけません!

更に、再エネ導入量とコミュニティ成熟度という2つの指標があり、これらを高めていかないと実行に移せないような特別プログラムがあったり、実行してしまったら逆にCO2排出量が上がってしまうようなトラップ(罠)プロジェクトがあったりと、現実同様一筋縄ではいかない設定になっています。加えて制限時間もあり、結構難しかったです(;’∀’)

私は「IT企業」を選ばせて頂きましたが、残念ながら個人目標は達成できず、でした。
全体目標は、皆がそれぞれの職業で協力し合いながら数々のプロジェクトを実行したにも関わらず、最終的に削減できたのは71%でした!

「これだけやっても71%しか削減できなかったかぁ!」と叫ぶ皆さん…。

怖いことですが、この感覚を前もって知ることができたことだけでも、大切なことだったのではないかと思います…。

最後に、ゲームの感想や市川を脱炭素のまちにするための策などを話し合う時間がありました。ふなボノの方が皆さんの感想等をまとめて下さいましたので、いくつかシェア致します。

【感想】

・自分だけでは何もできない。「交流」の必要性。

・コミュニティ=市民の意識向上の重要性。

・「地産地消」でやることの重要性。

【市川を脱炭素のまちにするために】

・東京のように、新築への太陽光パネル。市民へ市の援助含め伝えて、良い印象を与えていく。

・子供たちへの(アプローチは)コミュニティ形成。

・大人へのアプローチは、既にあるコミュニティへ入っていく。

次の機会には、ぜひあなたが参加してみてください!